はじめてのギター道具帖

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弾き語りを始めたら、最初にそろえる小物3つ

書いた人:こばと

ギターを買うと、お店にもネットにも小物がずらっと並んでいます。全部は要りません。

わたしは、最初はこの3つでいいと思っています。買う順番も、この順です。

  1. チューナー(音の高さを合わせる道具)
  2. カポ(キーを上げる道具)
  3. 替え弦(切れた時・古くなった時の予備)

ほかの物は、弾いていて「これが欲しい」と思ってからで間に合います。

1. チューナー:いちばん先に買う

音がずれたギターだと、正しく押さえても変な音になります。自分の指のせいか、ギターのせいか。それが分からないまま練習するのは、つらい。

だから、いちばん先にチューナー。

選び方

  1. ヘッド(ギターの先の、ペグが並んでいる所)にはさむ「クリップ式」を選ぶ。ギターの振動から音を拾うので、まわりの音にじゃまされにくい
  2. 画面が明るく光る物にする。夜の部屋でも読めます
  3. はさみっぱなしにできるか見る。スマホのアプリでも合わせられます。ただ、はさんだままなら、弾く前にちらっと見るだけで済みます
わたしが使っているのは:ダダリオ(D'Addario)のクリップ式チューナー「Eclipse(PW-CT-17BK)」です。決め手は2つ。暗い所でも画面が光って見やすいことと、ヘッドに付けっぱなしにできること。

合わせ方は「クリップチューナーでのチューニングのしかた」に書きました。

2. カポ:歌いやすい高さに合わせる

原曲のキーだと、自分の声に合わない。弾き語りだと、よくぶつかる壁です。

カポをネックにはさむと、押さえ方はそのままで、キーだけが上がります。コード譜に「カポ2」のように書いてある曲もあるので、1つ持っておくと、その曲がそのまま弾けます。

ただし、カポは上げるだけ。原曲のままでも高すぎる曲は、カポでは下げられません。

選び方

  1. 片手でつけ外しできる物にする。曲の途中で付け替えることもあります
  2. 自分のギターに合う形か見る。アコギ用・エレキ用・クラシックギター用で分かれています
  3. 付けたら、チューナーでもう一度見る。カポが弦を強く押さえるので、音が少し上がることがあるんです。特に太い弦
わたしが使っているのは:カイザー(Kyser)のカポです。いちばんの理由は、片手でつまんで、すぐ付け替えられること。曲の途中でキーが上がる所でも、1〜2拍のすき間で、2カポから3カポへ動かせます。転調に強いカポです。

付ける位置と、声に合うキーの探し方は「カポの使い方」にまとめています。高すぎる時にコードの形ごと変える話も、そこに書きました。

3. 替え弦:1セットは家に置いておく

弦は、ある日いきなり切れます。替えが無いと、その日の練習はそこで終わり。

切れなくても、弦は古くなる。古い弦は音がこもって、チューニングも合いにくくなります。

替える目安は、楽器屋さんの記事ではふつうの弦で2週間〜1か月、コーティング弦(表面に薄い膜をかけた、さびにくい弦)で3か月前後とされています。手汗の量や弾く時間で変わるので、目安として見てください。

選び方

  1. 今ギターに張ってある弦と、同じ種類・同じ太さにする。分からなければ、買ったお店で聞くのが早いです
  2. 指が痛くてつらい時は、1段細い弦を考える。押さえるのが軽くなります。太さの名前と選び方は「指が痛い時は弦を見直す」に書きました
  3. 手汗が多いなら、コーティング弦。ふつうの弦より少し高め。そのぶん、上の目安のとおり長持ちします
わたしが使っているのは:エリクサー(Elixir)の「カスタムライト」です。わたしは手汗が多いほうなので、さびにくいコーティング弦にしています。カスタムライトにしたのは、わたしのアコギとの相性がよかったから。

まとめ:まず3つ、あとは弾きながら

  1. チューナー(クリップ式。はさみっぱなしにできる物)
  2. カポ(片手でつけ外しできる物。付けたらチューナーで見直す)
  3. 替え弦(今と同じ種類・同じ太さを1セット)

手始めに、家にある物を見て、3つのうち無い物に印をつけてください。2つ以上無ければ、チューナーから。

替え弦を買ったら、張り替えの手順は「弦の替え時と、張り替えのしかた(アコギ)」にまとめています。